2020年11月21日

ユニクロが成功事例!海外進出する上でのブランディングの考え方

国内で人気のあるブランドでも、海外進出先でブランド力が通用するとは限りません。海外で知名度がない状態で、自社商品やサービスを購入してもらうためには、ブランディング戦略が必要不可欠です。
また、世界のグローバル企業はブランド力に長けているため、国内で通用していたブランド戦略で通用しないということも多いです。そのため、海外ブランディングに関する知識を学びましょう。ここでは、海外ブランディングの方法について分かりやすく解説します。

海外ブランディングとは

海外ブランディングとは、顧客に与える共通イメージを確立することをいいます。共通イメージを確立することで「アパレル会社といえばユニクロ」という認識を持たせることができて、世界で認知度アップが見込めます。
企業名やキャッチコピー、ロゴマークやデザインなどでブランディングをしていきますが、近頃は、ストーリーなどでブランディングを確立する企業も増えてきました。

海外ブランディングのメリット

海外ブランディングを行うと、どのような効果が得られるのでしょうか?ここでは、海外ブランディングのメリットをご紹介します。

ファンの獲得が見込める

類似商品が多数販売されている現代では、競合他社との安売り競争を行わなければいけないケースは多々あります。日本製品は、アフターフォローがシッカリしているという印象を持ってもらえていますが、憧れや共感などの付加価値を生み出すことでファンが定着し、価格競争を行う必要がなくなります。ファンを獲得すれば、リピート率もアップするはずです。

広告宣伝費を削減できる

世界のグルーバル企業はブランド力に長けているため、競争激化しやすいです。さまざまなメディアに商品を露出させるためには、広告宣伝費が必要となります。
しかし、ブランディングでファンを獲得することができれば、リピート率が向上して売上アップが見込めます。また、商品購入者がSNSで情報拡散してくれるなどの恩恵も受けられるでしょう。そのため、ブランディングに成功すれば、広告宣伝費削減の効果も見込めます。

人材採用がしやすくなる

企業成長には、優秀な人材が必要不可欠です。海外進出するためには、その国の文化などに精通した人材も必要になるでしょう。企業や商品のブランディングが確立していると、優秀な人材を獲得しやすくなります。
また、憧れの企業に入社ができたという愛社精神を与えることができて、従業員のモチベーション効果も期待できるのです。このように、ブランディングは、人材採用面でも有利に働きます。

補足:海外進出の成功には「マーケティング3.0」が必要

軽学者のフィリップ・コトラーが提唱する「マーケティング3.0」の考え方が重要視されるようになってきました。これまでは、商品の機能的価値を提供するマーケティング手法が主流でしたが、企業ストーリーなどによって感情的・精神的な価値も提供するマーケティング手法に代わりつつあります。 とくに、欧米で成功するためには、環境や社会改善をしていくというイメージを与えることができなければ、現地企業との取引は極めて困難です。そのため、ブランディング戦略なくしては参入が難しくなってきます。

海外ブランディングを実施する手順

海外進出するためには、ブランディングが必要だと述べましたが、実際にどのような手順で行えば良いのでしょうか?ここでは、海外ブランディングを実施する手順をご紹介します。

ターゲットとなる顧客を決める

まずは、外部環境と内部環境の調査・分析を行ってターゲットとなる顧客を決めていきます。環境分析方法には、以下のような方法があります。

ブランドアイデンティティを決める

ブランドアイデンティティとは、自社ブランドのイメージを言語化することをいいます。海外進出を目指す場合は、認知度ゼロに状態で文化や言語も異なるため、商品やサービスを見ただけで、ポジティブな印象を持ってもらえるように工夫しましょう。

[ブランドアイデンティティの決め方]
実利価値:品質や性能、利便性
感性価値:デザイン、ブランド価値
共鳴価値:企業ストーリーに対する共感

ブランドアイデンティティを形にする

次に、ブランドアイデンティティを形にしていきます。ブランド名やキャッチコピー、写真、ロゴデザインを考えていきます。海外進出を目指す場合は、わかりやすく、ユニークで好感の抱けるものにしましょう。

メディア選定をする

自社ブランドを知ってもらうためには、顧客と接点を持つ必要があります。接点(タッチポイント)は、オフラインとオンラインがありますが、正確で魅力的に商品の魅力を伝えることができるものを選ぶことが大切です。

効果を測定する

定めた期間が経過したら、効果検証を行いましょう。また、顧客に対してアンケート調査を実施すれば、ブランドイメージ通りに認識されているかを確認することができます。思うような効果が得られていない場合でも、PDCAを回していくことで結果を得ることができます。

海外ブランディングの成功事例3選

ブランドアイデンティティをイメージできない場合は、成功事例からヒントを得ましょう。ここでは、海外ブランディングに成功している企業事例をご紹介します。

1.オムロン

ヘルスケア製品で圧倒的なシェア率を誇るオムロンは、企業ブランドのイメージをステークホルダーに浸透させるために「人間は、もっとやれる。」キャンペーンを実施しました。オムロン創業者の立石一真氏の創業ストーリーやビジョンを国内外に発信して、共鳴価値を高めることに成功しました。実施したキャンペーンの影響で「グローバルブランド価値ランキング日本企業部門」で第39位を獲得。海外のブランド認知度アップに成功しました。

2.任天堂

世界に愛されるゲームを生み出す任天堂ですが、実利価値や感性価値だけではなく、共鳴価値を高めるためのCSR活動に取り組んでいます。「任天堂に関わるすべての人を笑顔にする活動」とCSR活動に取り組んでおり、動物愛護団体と連携したCSR活動も実施。
社会貢献に取り組め、自尊心が得られるなど共鳴価値を上げるブランディング戦略にも取り組んでいます。

3.ユニクロ

ユニクロは世界各地に店舗を増やしている成功事例の代表ともいえますが、「LifeWear」というブランディング戦略を立てています。ロゴやイメージ写真にもこだわるユニクロですが、ブランドロゴの刷新時に「LifeWear」というコンセプトを掲げました。
LifeWearとは「人々の生活をより豊かに、より快適にする究極の普段気」を意味します。非常にシンプルなコンセプトのため、世界各地の人々に浸透しています。

まとめ

今回は、海外ブランディング戦略の方法について解説しました。国内でブランディングに成功している企業でも、海外進出で成功できる保証はありません。世界のグローバル企業はブランド力を持つため、ブランディングを行いましょう。
また、世界の人々に伝わりやすいブランドを考えるなどポイントもあります。そのため、豊富な実績を持つ海外進出支援会社に相談をすることをおすすめします。海外マーケティング支援会社まじすけでも、ご相談を受け付けています。ぜひ、お気軽にご相談ください。

 

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