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シンガポールの1人当たりのGDPは約610万円です。日本の1人当たりのGDPが約410万円なので、経済大国として目覚ましい発展を遂げていることが分かります。
また、経済大国でありながら政治が安定しており、法人税が低いなど海外進出しやすい魅力を持っている国こそが「シンガポール」なのです。 実際に、7,000社以上の企業がシンガポールに進出しています。この記事では、魅力溢れるシンガポールの海外進出について分かりやすく解説します。

日本企業のシンガポール進出動向

シンガポール日本商工会議所会員数によると、シンガポールに進出している日系企業は825社です。エネルギー・化粧品・食品などあらゆる産業が、シンガポールへ進出を果たしています。
また、シンガポールでは、政府が主導してハイテク技術分野の地方起業家を育成、海外からも積極的に誘致して起業活動を振興しているので、多くのスタートアップ企業もシンガポールへ進出しています。

3つのシンガポール進出形態

シンガポールへ進出する場合は、以下の3つの形態があります。

現地法人

シンガポールに現地法人を設立する方法は簡単です。政府当局からの許認可は原則不要で、必要な書類(原始定款・取締役会議事録等)を提出すれば、即日会社の設立を行うことができます。

支店

シンガポールに支店を設立する場合、外国会社として登録されます。支店も会社法上で自由に営業活動が行えますが、支店の活動の法的効果として発生する責任は、本社に帰属してしまうことには注意してください。

常駐員事務所

駐在員事務所を設立する場合は、原則として国際企業庁への登録が必要であり、本社の業種によっては金融庁等における登録が必要な場合もあります。また、駐在員事務所における営業活動は禁止されているため、営業する場合は他の形態を取る必要があります。また、存続期間は3年間に制限されているので注意してください。

シンガポール進出のメリット

次に、シンガポール進出のメリットについて解説します。

各種インフラが整備されている

IT先進国とも呼ばれるシンガポールのインターネット普及率は高く、通信速度も日本と変わりません。多くのプロバイダーが高速通信サービスを提供しているため、ビジネスで大きな問題は出ないでしょう。
また、シンガポールは東南アジアの中央部にあることから、マレーシアやインドネシアから天然ガスや石油などエネルギー供給されています。各種インフラが整備されているので、ビジネスが始めやすいです。

法人税等の税制優遇が受けられる

シンガポールの法人税率は17%で、世界の中でも法人税率が低いです。また、法人税にかかる優遇税制も「部分免税制度」「法人税リベート」「スタートアップ免税制度」など、いくつか存在するため、最終的には17%よりも低い法人税率に落ち着くことが多いです。

アジア統括拠点としてのポテンシャルがある

シンガポールは、ASEAN諸国の中心という立地にあり、物流・人材・金融などを含めて経済が発展し続けている国です。さまざまなビジネス情報も入手でき、世界有数のコンテナ取扱量を誇る港湾施設の設備などが整っているので、アジア統括拠点としてシンガポールに会社設立する企業が多いです。

英語が公用語である

シンガポールの公用語は英語・マレー語・中国語・タミル語です。中華系シンガポール人であれば、家では中国語を話し、職場や学校では英語を話しています。
公用語は英語なので、人を雇用する場合や広告を打つときなど、基本的に英語だけで仕事が完結できるのが業務効率上、非常に有利です。

政治が安定している

政治が安定しているかは、海外進出にあたり考慮すべき事項です。シンガポールは、政治体制も安定しており、経済に悪影響を及ぼすことはありません。また、効率性を重視しているので、汚職などの心配もありません。

シンガポール進出のデメリット

次に、シンガポール進出のデメリットについて解説します。

維持費の物価が高い

シンガポールは物価が高いです。食費や交通費などの物価は高くありません。しかし、住宅や自動車は、日本と比較すると高いです。
もちろん、シンガポール内は各種交通インフラが発達しているので、自動車を所有しても大きな問題はありません。しかし、オフィスは必ず必要です。最も一般的なコンドミニアムの部屋でも、一ヵ月35万円前後します。

就労ビザの取得が難しい

シンガポールへ進出して、日本人として働く場合は「就労ビザ」が必要になります。就労ビザは「エンプロイメイントパス」「Sパス」の2つのビザがあります。Sパスは、エンプロイメントパスよりも給与が低く、マネージメント職以外の外国人労働者が取得するビザです。
そのため、エンプロイメントパスの取得審査が通らなければ、Sパスの取得申請にトライすることになりますが、エンプロイメントパスの取得基準は厳しいです。
学歴・スキル・月給の基準をクリアしなければいけません。Sパスになると、政府が定めた一定数のシンガポール人を雇用しなければいけないことを把握しておきましょう。

進出企業数が多い

シンガポールは、法人税の税制優遇などが用意されており、政治も安定しているので、進出国として人気です。世界から約7,000企業がシンガポールに進出しています。そのため、競合他社が多くて、ビジネス競争激化になることを想定しておかなければいけません。

マーケットが小さい

シンガポールの国土面積は721.5kmで、これは東京23区と同じ広さです。シンガポールはグローバル経済の発展に関しては勢いがありますが、文化や芸術方面は発展途上国です。また、人口も少ないのでマーケットが小さいことを理解しておかなければいけません。

シンガポール進出の成功事例

これまで、シンガポール進出の魅力について解説しましたが、実際に進出して成功している事例を確認しておきましょう。

シャトレーゼ

シャトレーゼは、商品の種類が豊富な生菓子店として成功しています。日本円換算でシュークリームが1個約160円、カットケーキが1個約320円で、物価が高いシンガポールで日本国内と同等の「手頃な価格」が地元の消費者に驚きを与えました。
シンガポールは生クリームなどの原材料を確保するのが難しく、生菓子店はブルーオーシャンだったことも成功の要因です。

JTB

JTBは訪日プロモーションを実施しています。JTBアジア・パシフィックの支店の一つであるJTBシンガポールでは、公共交通や広告展開など、現地の人気オンラインメディアでの情報発信を得意としており、ターゲット国の特色に合わせて訴求力の高いプロモーションでインバウンド集客に成功しています。

プラネティア

プラネティアは、越境ECで成功している会社です。シンガポールは、インターネット普及率が高いので越境ECビジネス先としても向いています。そのような特性を活かして成功しているのがプラネティアです。越境ECであれば、進出リスクが少ないのも魅力的です。

まとめ

この記事では、シンガポール進出のメリット・デメリットについて解説しました。法人税が世界の中でも低く、さまざまな税制優遇が用意されており、法人設立の手続きも簡単なので、シンガポールは海外進出先として人気の国です。
また、インターネットが普及している国でもあるので、現地法人や支店を設けない越境ECという方法もあります。越境ECであれば事業コストを抑えた進出が可能です。

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