海外クラウドファンディングサービスの特徴
支援者が多く集まる
日本にもクラウドファンディングはありますが、日本語で運営されているプラットフォームの利用者は日本人が大多数を占めています。
一方、Kickstarterなどの大手海外クラウドファンディングプラットフォームは、日本語より言語のハードルが低い英語で運営されているため、世界中から支援者が集まりやすいのです。
手数料が安い
日本の代表的なクラウドファンディングプラットフォームであるMakuake、Campfireはファンディング成功時の手数料をファンディング総額の15%以上で設定しています。
大手海外クラウドファンディングプラットフォームは、プラットフォーム料金5%+決済手数料という出品者に寄り添った手数料に設定されています。
初めての海外クラウドファンディングなら下記のプラットフォームを使いましょう!
海外クラウドファンディングプラットフォームの大手
Kickstarterサービス概要
KickstarterにはAll or Nothingという資金調達方法しかありません。
All or Nothingは名前の通り、全てか無かという方式で、目標金額を達成できないと支援金は支援者に返還されて、一切資金を得ることが出来ません。
しかし、目標額未達の場合は各種手数料が一切請求されないため、資金の心配なくテストマーケティングを行えます。
Kickstarterにはファンディングに成功したクリエイター向けの「Spotlight」というサービスがあります。
Spotlightでは、調達に成功したプロジェクトページを載せられる他、リンクを貼ることで商品ページに誘導することもできます。
成功したプロジェクトのストーリーやリワード内容などが掲載されているので、海外クラウドファンディングに挑戦しようという方は参考にしてみると良いかもしれません。
Indigogoサービス概要
IndigogoにはKickstarterとは違い、Fixed fundingとFlexible fundingという2種類の資金調達方法があります。
Fixed fundingはKickstarterのAll or Nothingと同じく、目標額未達の場合集めた資金が支援者に返還されますが、Flexible fundingは目標金額を達成したかどうかに関わらず、期間内に集まった資金を得ることができます。Indigogoを利用するクリエイターのほとんどがFlexible Fudingを利用しています。
資金調達方法はプロジェクトを開始すると変更することが出来ないので、十分に吟味しましょう。
Indigogoにもファンディングに成功したクリエイターが利用できる「InDemand」というサービスがあります。Indigogoでのファンディング期間が終了しても、このサービスにプロジェクトを残すことができ、リワードも設定できます。
資金調達に大成功した日本発プロジェクト3選
Air Bonsai
空中に浮く盆栽のプロジェクトは約1億円の調達に成功しました。
THE WORLD OF KANJI
海外向けに漢字の成り立ちを説明した本は約1000万円を調達しました。
シェンムーⅢ
海外でも大人気の国産ゲームシリーズの続編は、KickStarterでのビデオゲームに関するプロジェクトでは過去最高額となる約7.85億円の調達に成功しました。
海外クラウドファンディングの始め方(Kickstarterの場合)
プロジェクトページを作り始めましょう。
Kickstarterのトップページにある「はじめる」をクリック。
「プロジェクトをはじめる」をクリックします。
プロジェクトのカテゴリー、プロジェクトタイトル、住んでいる国を登録します。
サブカテゴリーを設定すると、カテゴリーに興味のある支援者に見つかりやすくなります。
基本情報の設定をしましょう。
内容が一目で理解できるタイトルをつけましょう。
プロジェクトの拠点
プロジェクトが一目でわかる画像
プロジェクトを説明している動画
キャンペーンページに動画があるだけで成功率が20%上がるといわれています。スマホで撮った動画でも良いので、ストーリーに入れましょう。
ファンディングの期間を1~60日の間から選びます。
Kickstarterが推奨しているプロジェクト期間は、30日以下です。期間の短いプロジェクトは成功率が高いといわれています。
目標金額を設定しましょう。
KickstarterはAll or Nothing方式であるため、目標金額が高すぎると成功率が下がってしまいます。
低すぎても資金が不十分でプロジェクトがスタートしてしまう恐れがあるため、バランスのとれた目標金額を設定しましょう。
リワードを設定しましょう
リワードは、支援に対するお礼です。
支援者が魅力的に思うリワードを設定しましょう。
ストーリーを設定しましょう。
プロジェクトの動画、動画のタイトルと字幕、プロジェクトの説明、プロジェクトの実現に伴うリスク(計画の遅れや変更がどのような場合に発生するか)、FAQを設定します。
プロフィールの設定をしましょう。
プロフィール画像、名前、Facebook連携、大まかな住所、外部ウェブサイト、Google Analyticsを登録します。
アカウントの設定をしましょう。
メールアドレスの設定、資金の受取人の本人確認、資金を受け取るための銀行口座、クレジットカード情報を登録します。
プロジェクトページが完成したら
KICKSTARTERにレビューを提出します。
審査を無事通過したら好きなタイミングでプロジェクトを開始出来ます。
※注意
ファンディング期間、ファンディングのゴール、バッカーが既にいるリワード、アカウントの名前はプロジェクト開始後に再編集できないので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は海外クラウドファンディングの特徴・2大プラットフォームのサービス概要・日本発の成功プロジェクト・海外クラウドファンディングの始め方について解説しました。
海外クラウドファンディングを始めたい方は、ぜひまじすけ株式会社までご相談ください。
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